「夜のあと」を作る。
メイキング映像
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「夜のあと」を作る。
過去から、
未来へ。
制作統括チーム
2022年、「それから」という過去をテーマとした映像を制作したMICSが、次に作る映像作品のテーマを未来にすることは、想像できた。MICS内部でも、そのことを感じて居た人も多いだろう。
だが、実際に制作すると決めてから、果てしなく長い戦いが待っていることは、想像できなかったのかもしれない。
実に8ヶ月にも及ぶ制作期間、制作統括チームはその名の通り、制作を統括してきた。
※制作期間は構想から映像の完成まで。
自分へ、
問う時間。
文章・構成チーム
「夜のあと」の制作開始が決まり、初めに動き出した文章・構成チームは、最重要となる作品の中心を作る。
文章は1回の白紙化を経て、その後3回更新され完成した。構成は13回の更新を重ね、完成した。
私たちは何を作り、何を伝えたいのか。自分へ問い続ける時間となった。
この人は、
何を思うだろう。
モデルチーム
登場人物の2人を演じるモデルチームは、「それから」に引き続き難しい役となった。背景に様々な設定や過去・悩みがあるからだ。
自分の存在で、登場人物を表すためにはどうしたら良いだろうと、様々なことを考えながら演じた。
そこに、
人がいる。
映像チーム
「未来の話」では、映像美の追求も1つの制作テーマだった。そのため、光や環境・機材・構図など様々なこのに気を配り、丁寧な撮影を心がけた。
編集も撮影と同じく映像のクオリティに直結する。そのため今回の映像では、今までの映像以上に丁寧な編集を心がけ、色(カラーグレーディング)にもこだわっている。
感情を、
揺さぶるために。
音響チーム
映像と聞けば、まずは視覚からの情報と考えるだろう。だが忘れてはならないのが聴覚、音だ。
「夜のあと」の音楽(BGM)は、「それから」で好評だったこともあり、また全てMICSで制作した。それに加えて今回は録音機材にもこだわり、環境音の録音に力を入れた。
一枚で、
全てを表すように。
写真チーム
一枚の写真で、何を記録し、何を表現できるだろう。写真チームは主に2つの写真を撮影した。撮影や制作の記録としての写真〈記録写真〉と、エンドロールやHPなどで使用する〈表現写真〉の2つだ。
記録写真は、その名の通り各チームや各ロケ地の様子や活動を記録する。表現写真は、作品テーマに合わせた写真を構成し、自ら作り出す。この写真チームの活動方法は「それから」や 全てを、捉えなおせ でも行っており、重要な役割を担っている。
人を、
生活を追求して。
小道具チーム
人・生活・価値観・動作を追求し、世界観を作るのが小道具チームの役割。「夜のあと」では、監督のこだわりにより、「それから」を超える自然でリアルな小道具が求められた。
小道具の役割は、小道具を収集・準備だけではない。必要なものは、自ら制作する必要がある。「それから」に引き続き、リアルを追求した小道具の制作を心がけた。
人の、
印象を決める。
衣装チーム
登場人物には様々な背景が設定されており、その背景を考えた上で登場人物の衣装を決定する必要があった。
そのため、衣装一つでも大きく印象を変えるため、慎重に決定する必要があり、実際にモデルに試着してもらった上で、更新を重ね決定した。
冷たさと、
温かさを追い求めて。
サポート(料理)チーム
「それから」では、親(映像内では母親と定義している)がご飯を出してくれるという人の温かさを表現・演出した。
「夜のあと」では、逆に少しの冷たさを表現するために工夫を凝らした。また今回は、完全に手作りの手料理とし、リアルを追求した。実際に映像を見て感じてほしいと思う。
実は、
裏側が一番楽しい。
メイキング撮影チーム
制作の様子ほど楽しく、苦しい現場はない。これまでに紹介した様々なチームが、この現場(撮影)のために頑張ってきたということは、それだけの熱量がここに集まる。
メイキング映像チームは、記録写真とはまた違った雰囲気でメイキングを記録している。